私の経営理念は「美しい」ことにある。当たり前のことであるが生き方の美にも通じるのである。相手の問題を解決し喜んでいただき、何に対しても問題意識を持ち、どのようなクレームも逃さない姿勢で臨む。ではここで美しい経営と美しくない経営についての行動パターンを簡単にまとめてみましょう!!!

美しい経営 美しくない経営
顧客のニーズやウォンツをよくヒアリングしている 電話の言葉遣いが乱暴
時間を守り、約束を守る 納期に間に合わない
会社や人がスキルアップ 製品が乱雑に置かれ、倉庫が汚い
過去の成功事例にあぐらをかかない 製品を破損して申し出がない
常にチェックを怠らない ごみが散乱している
謙虚で誠実 クレーム処理が遅い、謝らない
仕事が迅速・スマート 段取りが悪く仕事が遅い
顧客中心主義 支払いがルーズで汚い
研究熱心で道を極めようと努力する 欠陥商品やいいかげんな仕事ぶり
固定観念が無く斬新発想・思考型 難癖をつける、契約より多く請求する
メモを頻繁にとり実行力がある ダブる、漏れる、忘れる
公私混同を嫌い、健康に注意する 従業員の身だしなみが悪い
勉強し読書する 返品、変更が多い
社員教育に熱心 モラルが無い

いかがですか?あなたもモラルの高い美しい経営を実践したいと思いませんか?

もう歳だからとか、年齢に応じてと、自分で弁解やハンディを作って出来ることにバリアをしてしまうのはもったいないことである。本当の年齢とは年数ではなく、体と心の健康とかファイトとか気力、敏捷性などで測るほうが正しいのではないかと思う。よく年齢よりずっと若く見える人がいるが、その見え方そのものが年齢なのだと考えても8割は当たっていると思う。「美しい経営」を実践するためには健康でなくてはならない。社長は体だけが資本である。健康であることが、理念である美しい真心の経営を実現させることができるのだ。私は自分の健康に常に気を配り、よいと言われる健康食品は惜しまず買って食している。みなさん健康が一番大切ですよね!!!

消費者は感性や機能で商品を買う。問屋、メーカーは利益や売上、シェアで選択している。この違いはギャップとなり、需要と供給のバランスを欠いてしまうのだ。企業は環境順応業だから、購買力のある世代のウォンツを研究し、消費トレンドを掴む必要性がある。ユーザーの嗜好性を研究把握することが美しい経営の特徴といえる。

30歳以下の若い世代に見る嗜好
情報を多く所持し、価格志向が強い。
ペットを飼い、可愛い色、明るい色を好む。
美的感覚や感性を重視。
性能を重視。

美しい経営を実現するためには、どんなことがあっても会社を倒産させてはならない。25年間零細企業を経営して、様々な取引先を見てきたが、危ない経営をする兆候は似たような傾向がある。ここでは会社が倒産する危険なポイントをまとめてみました。

こんな会社は危険信号!!!
経理マンを雇用し、彼に完全に社長印を預けて手形や小切手などを切らせる。帳簿も社長がたまに見る程度で、経理マンの説明に納得させられている。
営業マンを信用し、領収書の管理を任せる。集金をごまかされても判らない。
ゴルフ、株、賭けごと、女性、酒、遊びに夢中で経営管理をしない社長
財務がわからない社長
時期はどうしたら良いかの戦略を建てられない。成り行き任せの社長
自分勝手で支払いが悪い。
仕入先から高い請求が来るようになる。決まって事務所も汚くしている。

倒産を回避するために私の場合一貫して実行してきたことはリスクマネジメントとして、以下のことが挙げられる。

  1. 自分の給料の30パーセントは強制的に定期積み立てする。以前、取引先が倒産したとき1000万円の不良債権が回収不能となったが個人で預金があったので会社を支援できた。
  2. 工事管理を厳しくしてダブりや漏れを防ぎ、製造原価を同業他者に比べて15パーセントは低いレベルにしている。つまり、売上総利益が高い結果となる。
  3. 上手に節税しながら一般管理費の節約も考えている。ただし戦略としての広告宣伝費は増加している。

タナベ経営の中村広孝先生著「会社は黒字でありたまえ」という経営者必読の書の中にあるとおり、忠実に以下の中身を検討して経営という飛行機を操縦していこうと思っている。

企業は環境適応業である。経営者は経営をコントロールする。時代に合わせて戦略を変えていかなければならない。打つべき手は打ったが赤字、などということは断じてない。打つ手は沢山ある。赤字企業の社長は意志が弱いし、思想が無いし、実行力が無いため部下が反発し、部下を上手に使いこなしていない。

駄目な会社の取引先は儲かっていない。これは案外見過ごされている。我が社が取引を辞めさせていただいた会社は驚くほど儲かっていない。

  1. 駄目な会社は将来の夢が無い。目標が無いから出たとこ勝負。
  2. 天井や壁いたるところに張り紙をしている。
  3. 前例や過去の成功事例にもたれかかり懐古主義である。
  4. 出る杭は打たれる会社では駄目。
  5. お世辞社員のはびこる会社。
  6. 投資の決断が遅い。投資しない会社。
  7. 計画倒で実行しない会社。
  8. 役員同士仲たがいが多い。まとまらない。派閥がある。
  9. 会社の方針に反発する人がいる。

ユーザーは感性で選択し、メーカーや問屋、工務店は利益、左脳で選択する。このギャップがニーズと異なるのである。消費動向を調査してニーズにマッチした商品構成を作り上げる必要がある。

黒字会社の特徴は環境適応力がある。業績の良いときに投資したり、次の手を打つ。黒字企業の社長は「異業種の視点で自分の会社を見てくれ」という。赤字企業の会社は「この業界を知っているのか」と問う。

業績を上げる基盤として「人材」「商品技術」「顧客」がある。どの会社も現在の姿は過去に打った手の結果である。

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